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25歳から先の人生を考える。 | 25zine

増田祐加、濱田真里

  • 2013/05/08

25zineをはじめた日に思うこと。

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就活しないと決めたはいいけれど、何をしていいか全然わからなくて泣いてばかりいた日々から4年が経ちました。今年25歳になります。

「就活しない人がいたっていいんじゃないか。どうして就活という選択肢しかないんだろう。」

それが大学3年生の私がずっと考えていたことでした。そしてその違和感をとうとう無視することが出来ず、やりたいこともないままに就活しないことだけを決意します。

中学生の私には、高校へ行かないという選択肢はありませんでした。高校生の私には、大学へ行かないという選択肢はありませんでした。それらは全部、当たり前のことだと思っていて、卒業したら大企業でばりばり働いてお金を稼ぐはずでした。なのになぜか就活せず卒業後は留学して、今はベンチャーで働いています。人生とはわからないものです。

就活しなかったことに後悔はありません。ただ当時の私は、本当は就活するべきだったんじゃないかと何度も悩みました。同じような道を進む友達はいなかったし、そういう道を選んだ先輩もいなくて、誰にも相談できずにひとりで悶々としていたのです。あのときに今のようにソーシャルメディアが盛んで、色んな人生があるんだということを知れていたら、もう少し楽な気持ちで生きていけていたのではないか。そんなことを時々考えます。もちろん、誰かの人生の話を聞いたって、別に私の人生の悩みが解決されるわけではありません。それでも色んな人の生き方を知ることは、純粋に面白いし、こんな生き方もあるんだと自分のこれからの人生を考えるきっかけになるはず。

あの頃から変わっていません。私がずっと考えていることは、「もっと色んな生き方があっていいんじゃないか」という、ただそれだけのことなのです。だからそれを伝えるための何かを作りたかった。そうしてはじめたのが25zineです。

色んな人にインタビューします。起業家でも会社員でもフリーランスでも何でもいい。肩書きは関係ない。そんな小さなことじゃなくて、もっと根っこの部分に興味がある。何を考えて、どんな生き方をしてきて、今どう生きているのか。それを知ることで、私のこれから先の人生を考えるヒントになったらいい。出来れば、私だけじゃなくて、悩んでいるあなたに届いたらいい。

24歳の私は焦っています。このまま25歳になっていいのかと、毎日焦ってばかり。そんな日々の中ではじめた25zineが、これからの人生でどう繋がるのか。全然わからないけれど、今やるべきだと思ったから。25zineは今日から、インタビューマガジンとしてスタートします。

25zine 増田祐加


「20代のうちに、とにかく色んなことをしたほうがいい!」そんな言葉に妙に突き動かされて生きている自分がいます。あと5年後、30歳になった時、私はどうなっているのだろう?どこに住んで、仕事は何をして、結婚はしているのか、子どもがいるのか。きっと今の環境とガラッと変わっているのだろうけど、全く想像がつきません。

今の私は、新卒で入った会社を1年間で辞め、現在編集事務所でアシスタントをしたり、社団法人でアジアでの女性事業に関わっていたりと、大学卒業する時に描いていた未来像になかったコースを着々と歩んでいます。現在会社を辞めて一ヶ月と一週間が経ちました。出たからこそわかる会社の良さといったら!そしてそこを出てしまったことに対する不安と、会社の中で頑張っている同世代の人たちに対する焦りときたら!

私は本当に大丈夫なのだろうか?このまま実力がつかず、どんどん周りと差がついたらどうしよう。でも、だからといって、会社を辞めたことを後悔しているかといえば、そんなことはありません。もちろん会社にそのままいた方が、働く環境も、生活安定度も、お給料も、全部良かっただろうけど、私はやっぱりそこではなく、別の場所で自分はやるべきことがあると思ったから。だから、不安も、焦りも、恐怖も、全部ひっくるめてこのまま突き進むしかないのです。世の中には色々な生き方があって、働き方だってひとつじゃありません。私が不安をいっぱいに抱えながら過ごしているこの25歳の時間も、いつか振り返ったら「必要だった」と思えるものになるのでしょうか。

今、30歳くらいの人達にも、同じように25歳という時期があったはずです。自分が「こうなりたい!」「面白い!」と思えるような、ちょっとだけ先輩世代の人に、私と同じ年の時にどんなことを考えて、何をしていたのか聞けたら面白いんじゃないか?そしてそれを、同じように悩む人に届けられたら?そんなことを考えて、25zineはスタートしました。どこまで走れるかわからないけど、走れるとこまで行ってみようと思います。

25zine 濱田真里

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