25zineは、25歳から先の人生について考えるインタビューマガジンです。
「別にアメリカでMBAを取って、海外の企業でばりばり働きたいわけじゃない。そういう人生に憧れる気持ちがないと言ったら嘘になるけれど、自分はエリートになれないし、今からじゃ遅いと思う。
仕事をはじめて何年か経って、時々思うのは。この繰り返しの毎日を、私はこれからずっと続けていくんだろうか?つまらないわけじゃない。楽しいこともある。でもなんか違う気がして、もっと他の生き方もあるんじゃないかと考えるけれど、だからといってやりたいことがあるわけでもないから、またいつもの毎日に戻る。そういうものなのかもしれない。世の中甘くないし。好きなことやって生きていけるほど、私に才能があるわけではないから。だけど本当にこのままでいいのかなって、不安で。」
こんなことを、最近よく相談されるようになりました。悩んでいる人が多いなぁと思います。そしてその悩みが、みんなよく似ているのです。25歳はそういう時期なのかもしれないし、そういう時代なのかもしれません。
25zineは、そんな悩める25歳の人たちに向けて書かれたインタビューマガジンです。ちょっと年上の先輩たちに、25歳の頃どんなことを考えて、今どんな風に生きているかを聞いてみたい。たぶん、みんな同じようなことを考えて、30代になったと思うから。そんなことを考えながら、25zineはスタートしました。
誰かの人生の話を聞いたって、私たちの人生が変わるわけじゃないけれど、それでもこれからを考える、どうかヒントになりますように。
25zine 濱田真里 増田祐加